
久しぶりに、まとめ記事を作ってみた。
このブログの古くからの読者ならご存知の方もいらっしゃると思うが、ワタシは文章の鍛錬の目的で小説も書いていた。
それらの作品の中で、
〈お、これは良いのが書けた👍〉
と自分の中で手応えのあった作品はコンクールに応募し、ラッキーにも入賞した作品もあれば、惜しくも落選した作品もあった(当然だが後者の方が圧倒的に多い😅)。
しかし落選したからと言って、そのまま闇の中に葬ってしまうのは作者としてはやはり忍びないので、例えば最終候補に残って落選した作品や、入賞したけれど佳作(オリンピックで言えば銅メダルか?)などを受賞しつつも著作権が発生しない作品は、不定期にこのブログに投稿してきた。
今回は、そのようにしてこのブログに投稿した小説作品をまとめてみた。
全部で、7作品。
コメディ的なライトノベルもあれば、けっこう当時の自分なりに人生や社会と対峙して書いた作品もあったり。
共通しているのは、その作品の大半は、ワタシが40歳を迎える前後・・・2009年前後に執筆した作品になるということか。
今思えば、当時のワタシは40歳を迎える頃に、やっと〈大人〉になることを受け入れたのかもしれない。
今回まとめるにあたって、あらためて自身の拙作を読み返して、そんなことを思った。
ちなみに、各作品のサムネイルに表紙の装丁のようなビジュアルがあるけれど、これらは一時期、とある電子書籍サイト(今は閉鎖されてしまった)で発表していた時に自分でデザインしたもの。
グラフィックデザイナーをやってると、こういう時に助かるなぁ、と自分で思った(笑)😆
これから大人になる方、もうすでに大人になった方、そして大人になったことをまだ受け入れられない方・・・この中のどれか1作品でもいいから、そんな方達の琴線に触れてくれたなら本望です。
そうすれば、この作品達も成仏できます(笑)
お時間と気持ちにゆとりがある時に、どうぞ。
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【うつ病893(待合室編・薬局編)】
まずは、コレ。もう、勢いだけで書いてる😅
でも、今書こうと思っても、今のワタシには絶対に書けんぞ(笑)
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【バスルームから愛をこめて(3部作)】
勢いついでに、これ。
〈お風呂は、もうひとつの教室〉とは、よく言ったもんだ。誰が言ったかは忘れたけど(笑)
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【 爪 】
今回まとめた作品の中ではもっとも古い。
父の死。〈爪〉に残された記憶。
詳細は読んでいただければ分かるが、けっこうヘビーなテーマを扱っている。
人生で2作目のこの作品を中国短編文学賞に応募したら、最終候補にまで残った。
それで、ワタシの勘違いがはじまった(笑)
2003年に書いた。当時32歳。
よくもまぁ、そんな年齢で書けたもんだ・・・と誰も言ってくれないから、自分で言ってやる(笑)
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【エミリー】
昭和が終わって平成がはじまった頃、ワタシは二十歳だった。
世の中は、バブル景気のピークでお祭り騒ぎ。
だけど、ワタシやワタシの周りでは、そんな浮かれた空気は微塵も感じられなかった。
あの時代を自分なりに表現できたら・・・と思い書いた作品。
福山文学選奨に応募したら、佳作を受賞した。
今読んでも、エミリーは愛おしい。
ついでに、あの時代も愛おしい。
個人的にも、今でも思入れのある作品です。
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【中古家族】
冒頭に、〈これらの作品達は40歳前後に書いた〉と記したが、この作品は正に〈四十路〉というものと、自分なりに真っ正面から対峙した小説のような気がする。
この頃のワタシは、家族を持って10年が過ぎた頃。
おそらくこの頃になって、ワタシはようやく〈家族がいる人生〉を受け入れたのかも知れない・・・って遅ぇよ(笑)
真っ新だった10代や20代が過ぎ、自分を含める総てが〈中古品〉になってゆく感覚は、やはり大人になった人間にしか味わえない、独特な感覚なのではないだろうか。
もっとも、それを〈是〉と取るか〈否〉と取るかは、人によって違うのだろうけれど。
執筆中、佐野元春の「黄金色の天使」という曲がずっと頭の中で流れていた。
そんな作品です。
ちなみに、この作品も福山文学選奨で佳作をいただいた。
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【ホーム・スウィート・ホーム】
(今宵、ワインで/桃の香り)
短編小説というよりも、ショートエッセイのような作品。
2本の作品が、〈コインの表と裏〉、〈レコードのA面・B面〉のようになるような構成を考えて書いた。
言わば、先述した「中古家族」の余談のような作品かも知れない。
〈今宵、ワインで〉
〈桃の香り〉
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【天満川】
言わば、上述した【爪】と同じテーマの作品。
初めて三人称でストーリーを綴った。
・・・いやぁ、難しかった(笑)
広島市内を流れる天満川と、その川に架かる広瀬橋や天満橋、そして河岸に迫るほどの大きさで屹立する楠木・・・広島で暮らしていた頃、あの辺りの景色が好きで、いつかあの辺りを舞台にして作品を書きたいと密かに思っていたのだが、結局20年かかってしまった(笑)😅
ある意味、これは〈人間〉の話ではなく、〈土地〉の話なのかも知れない。
手前味噌ながら、エピローグの風景描写は今読んでも好きです。
一幅の絵画のように感じる。
〈お前、よく書いたな〉と、自分で自分を褒めてあげたい(笑)
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いかがだったでしょうか?
どれか1本だけでも、読まれた方の琴線に触れてくれれば、嬉しく思います。





